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ドコモ、「N906iL onefone」のソフト更新を開始――電源リセットや遠隔制御の不具合を改善
ドコモは、無線LANを搭載したNEC製「N906iL onefone」のソフトウェアアップデートを開始した。電源リセットや遠隔制御の不具合、電池の持ちが悪くなるなどの事象を改善する。
NTTドコモは6月9日、NEC製の無線LANケータイ「N906iL onefone」のソフトウェアアップデートを開始した。下記の不具合を改善する。
- デコメ絵文字が入った署名を設定し、新規メールを作成中にマルチボタン選択後、メールボタンを押下し、新規メール作成を実行すると電源リセットする場合がある。
- 無線LAN環境での音声通話中に特定操作を行うと、プッシュ(トーン)信号での遠隔制御ができない場合がある。(N906iLを内線電話として利用する法人ユーザーが対象)
- 特定の環境下において、電池の持ちが悪くなる場合がある(通常のFOMA回線では発生しない)。
- 海外の一部地域で、地域特性により通話や通信できない場合がある。
更新ソフトは自動でダウンロードされ、あらかじめ設定した時間(デフォルトは午前3時)に書き換えられる。また、待受からメニュー→各種設定→その他→ソフトウェア更新と操作することで、手動アップデートもできる。アップデートにかかる時間は約16分。
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