9日(木)の天気予報によると、大阪で最高気温35℃という予報が出ているほかは、東京、金沢で最高気温31℃、名古屋、広島、鹿児島で最高気温33℃と、極端に気温が上昇するところはない。北海道以外の地域では電力需要が下がる。しかし、それ以上に最大供給電力が下がり、需給率が90%を突破する地域もある。
9日(木)の各社の最大需要電力を見ると、北海道が増加すると予想しているが、他社の管内では下落する。特に関西では120万kW減と大幅に下がる。
北海道、四国、九州を除く5社は最大供給電力を下げる。この結果、中部と北陸で供給が不足気味となる。中部は最大需要電力が60万kW減の2300万kWと予想しているが、最大供給電力は93万kWも減らして2526万kWとする予定。需給率は91.1%となる見込みだ。
北陸は最大需要電力を20万kW減の475万kWと予想しているが、最大供給電力は37万kW減らして516万kWとしている。需給率は92.1%に達する。
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