北陸電力が需給率91.8%となる見通し。東京電力と中部電力も90%を超える。需要がピークになる時間帯は北海道電力を除き14時台である。
7月10日(水)の需給率は北陸電力が91.8%。東京電力の91.5%と中部電力の90.9%が続く見込みだ。最も余裕があるのは東北電力の84.1%。需要がピークになる時間帯は8電力会社で14時台、北海道電力のみ16時台である。北陸電力の需給率が7月9日の予測値85.2%から6ポイント以上も跳ね上がるのは、火力発電所において、作業停止に伴い、出力が10万kW減少するためである。
7月9日(火)も、全国的に猛暑となったため、北海道電力を除く8社が7月8日(月)に続き、今夏の最大需要電力を記録した。東北電力(14時台、1184万kW)、東京電力(14時台、4940万kW)、中部電力(14時台、2462万kW)、北陸電力(14時台、488万kW)、関西電力(16時台、2587万kW)、中国電力(16時台、991万kW)、四国電力(16時台、485万kW)、九州電力(16時台、1431万kW)である。なお、需給率はいずれも92%以下だった。
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