12月4日(水)−北陸と中国でも需給率90%に近づく全国でんき予報2013冬

北海道から中国地方までの日本海側で天気が崩れて、一部では雪が降る見込みだ。ただし気温が大幅に下がる地域は少なく、電力需要に顕著な変動はなさそう。需給率では中部が今週に入って3日連続で90%を超えるほか、北陸と中国でも90%に近づく予想である。

» 2013年12月03日 20時50分 公開
[スマートジャパン]

 全国各地の電力需給は12月4日(水)も安定した状態が続いて、ほとんどの地域で80%台の需給率に収まる。最も高い中部でも17時台の90.1%でとどまり、不安な要素は見当たらない。次いで北陸と中国が89%台、東京が88%台まで上昇する。

 前日と比べて最大需要電力が増える予想は東京、中部、関西の3地域だけだ。東京は60万kWの増加で、久しぶりに4000万kWの大台に近づく。中部と関西は20万kWの増加を見込んでいる。ただし関西は十分な供給力があり、需給率は81.6%の低さである。

12月4日の需給予測(各電力会社がWebサイトに掲載したデータから)

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