LIXILは、家電や建材をIoTでインターネットに接続できるプラットフォーム「IoTホームLink『Life Assist』(ライフアシスト)」を2018年4月2日より全国で発売すると発表した。利用目的に応じて選択できるパッケージ商品を用意し、スマートホームに不慣れなユーザーにも新しい住生活の価値を提案しやすくした。
LIXILは、玄関ドア、窓シャッターなどの建材や家電をインターネットと接続し、遠隔操作できるようにするプラットフォーム「IoTホームLink『Life Assist』(ライフアシスト)」を商品化し、2018年4月2日から全国で発売すると発表した。
IoTホームLink「Life Assist」は、家電や建材、太陽光発電システムなどを接続する「ホームコントローラ」と、住宅に設置したセンサーやカメラ、スマートスピーカーなどと接続する「リンクコントローラ」、そして両者を一括連携させる「専用無線LANルータ」で構成するスマートホームプラットフォーム。
同プラットフォームでは、センサー感知やスマートスピーカーへの呼びかけなどをきっかけ(トリガー)として、建材や家電機器などの動作(アクション)を自由に組み合わせることができるアシストルール機能を搭載し、1つのトリガーで同時に複数の機器をアクションさせることも可能となる。
また、施主が生活シーンにあわせた設定を自身で行えることができ、曜日や時間などをトリガーにして自在にカスタマイズできることも特長だ。
専用のスマートフォンアプリも提供予定であり、シャッターや玄関ドアなど同社製建材や家電機器の状態確認・遠隔操作に対応する。これにより、外出先から玄関ドア錠の状態確認や施錠、家電機器の電源入切操作など新しい住生活の価値を提案するという。さらに、Web連携サービス「IFTTT」を通じたスマートスピーカーによる音声操作や、メッセージングアプリ「LINE」による遠隔操作が可能だ。
HEMS(家庭向けエネルギー管理システム)機能も付属しており、部屋や家電機器単位での電力使用状況の確認が可能。クラウドによる管理のため、外出先からスマートフォンなどによるアクセスや、あらかじめ設定した消費電力量を超過した場合にメールで通知する機能にも対応している。
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