オリックスが再エネ100%の電力プラン、RE100企業などに向け提供電力供給サービス

オリックスが100%再生可能エネルギー由来の電力メニューの提供を開始。RE100やCO▽▽2▽▽削減を目指す顧客向けに多様なメニューを展開するとしている。

» 2020年01月22日 07時30分 公開
[スマートジャパン]

 オリックスは2019年12月から、100%再生可能エネルギー由来の電力メニューの提供を開始した。RE100やCO2削減を目指す顧客へ、豊富な電力メニューを提供する。

 同社は、小売電気事業者(新電力)として、2009年に電力小売事業を開始した。現在では、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、九州電力の供給エリアで、主に店舗やオフィスビルなどの特別高圧および高圧電力施設を対象に電力を供給している。

 これまでの5段階の低CO2排出係数メニューに加えて、非化石証書付き再生可能エネルギー由来の電力メニューも提供する。非化石証書にはRE100イニシアチブが求める電源のトラッキング証明を付加することもできる。RE100の達成やCO2排出量の段階的な削減などの多様な電力調達ニーズに応え、顧客の環境経営方針の実現をサポートする。

photo 電力メニュー種別 出典:オリックス

 同社は、電力小売事業のほか、顧客の工場や倉庫、店舗などのエネルギー使用状況を把握し、省エネルギー手法の提案から実施までをトータルに支援する省エネルギーサービスを提供している。今後も、顧客の省エネルギー化やエネルギーコストの削減に寄与するサービスを積極的に展開し、さまざまなニーズに応えていくという。

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