みずほ銀行、エコスタイル、イオンモールらが自己託送方式による低圧・分散型太陽光発電設備を通じた再生可能エネルギー調達について基本合意を締結。国内約740カ所の太陽光発電所の電力を自己託送で供給する、国内最大級のプロジェクトになるという。
みずほ銀行、エコスタイル、イオンモールらは2022年5月17日、自己託送方式による低圧・分散型太陽光発電設備を通じた再生可能エネルギー調達について基本合意を結んだと発表した。
このプロジェクトは全国に分散する約740カ所、合計出力規模65MWの低圧太陽光発電所で発電した電力を、一般送配電事業者が管理・運営する送配電ネットワークを利用し、2022年秋に全国のイオンモール約30施設に自己託送で供給するもの。
国内最大規模のオフサイト型のコーポレートPPAとなる見込みであり、加えて同規模のオフサイトコーポレートPPAにおいて全量自己託送を活用し、複数の電力エリアにおいて同時期に複数の需要地点に送電することは国内初の取り組みになるとしている。
なお今回のプロジェクトにおいて、みずほ銀行、みずほ証券、みずほリースの各社は、ファイナンスアレンジの提供、スキーム構築等に関する助言、リスクマネーの供給を行い、エコスタイルは発電所の設置から運用保守、自己託送の導入・運用のサポートを行う。
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90km離れた太陽光発電の電力を自家消費、エコスタイルが自己託送支援を開始Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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