シチズン「カンパノラ」、星の起源を表現した「宙叢雲」と「黒橡」

» 2013年07月23日 20時20分 公開
[Business Media 誠]

 シチズン時計は、高級ウオッチブランド「カンパノラ」から、光発電エコ・ドライブを搭載した新モデル「宙叢雲(そらのむらくも)」と「黒橡(くろつるばみ)」を9月27日に発売する。価格は39万9000円。

宙叢雲 宙叢雲(そらのむらくも、出典:シチズン時計)

 「宙空(ちゅうくう)の美」をデザインのこだわりに掲げるカンパノラシリーズの新モデルは「星の起源」がテーマだ。漆塗りの文字盤には、宇宙に浮かぶ塵(ちり)やガスといった物質が収束し、大きくなり、星が生まれる瞬間までを表現している。紫色の文字盤を持つモデルが「宙叢雲」、黒色が「黒橡」だ。

 文字盤円周部分を際立たせる五徳リングは、1/1000ミリ単位の精度を持つ電極をもとに作り上げた電気鋳造金型に、長時間をかけてめっきを積み重ねて原型を写し取っていくという、こだわりの電気鋳造という技法で作られている。

 エコ・ドライブで駆動するカンパノラとしては初めて、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダー、1/4秒クロノグラフといった複雑機能を搭載する。バンドにはワニ革の竹斑(たけふ)部分を用いている。

カンパノラ「宙叢雲」「黒橡」

  • ケース素材:ステンレススチール
  • バンド素材:ワニ革(三ツ折れプッシュタイプ中留)
  • ガラス素材:デュアル球面サファイアガラス(無反射コーティング)
  • 防水性能:日常生活用防水
  • 主な仕様:パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーター、クロノグラフ(1/4秒、12時間計)
  • 時間精度:月差±15秒
  • 電源:光発電エコ・ドライブ(フル充電時、約12カ月可動)
  • ケースサイズ:44.6×15.9ミリ(ケース径×厚さ、設計値)
  • 価格:39万9000円
  • 発売:2013年9月27日

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