ITmedia NEWS >

インスタントメッセンジャー、MSNとYahoo!が人気を二分

» 2004年10月07日 21時57分 公開
[ITmedia]

 アイブリッジは同社が展開する「リサーチプラス」で、インターネットユーザー300人を対象に、「インスタントメッセンジャー」(以下IM)についてのアンケートを実施、その結果を発表した。

 これによると、現在使用しているIMソフト(複数回答)は、「MSNメッセンジャー」が29.1%、「Yahoo!メッセンジャー」が24.4%で人気を二分している。ほかに「ICQ」(1.5%)、「AOLメッセンジャー」(1.5%)で、「利用していない」は43.0%という結果だった。

 使用用途としては「友人とのやり取り」(58.3%)、「家族とのやり取り」(13.6%)、「恋人や配偶者とのやり取り」(12.1%)とプライベート利用がほとんで、「仕事関係者とのやりとり」は8.5%だった。

 利用中のIMに登録している人数は「1人〜5人」が63.2%と最も多く、「6人〜10人」19.7%、「11人〜20人」7.2%、「31人以上」5.9%、「21人〜30人」4.0%で、8割以上が10人以下という結果になった。

 IMに付加されているサービスで利用しているものは、トップが「ファイル送付」で25.2%、次いで「複数チャット」(20.8%)、「音声通話」11.1%、「携帯との連絡」「対戦ゲーム」各8.4%、「スケジュール」5.3%。なお、「1対1でのメッセージのやり取り意外したことがない」ユーザーは18.1%だった。

 また、全体の43.0%に当たる「IMを利用していない」人が挙げた理由は、「興味がない」が39.9%で最も多いが、「IMがどんなものか知らない」(37.2%)、「インストールや設定がよくわからない」(10.8%)など、よくわからないことが利用のネックになっているケースも多いようだ。

 なお、同社では昨年もIMについての調査を行っており、同じ質問で「IMを知らない」という回答は54.8%とトップだったことから、IMの認知度はかなりアップしたとみている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.