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オンラインショッピングの魅力は「時間を問わない」「手軽さ」にあり

» 2004年10月18日 21時17分 公開
[ITmedia]

 C-NEWSは、20歳以上のインターネットユーザー1200名を対象に、オンラインショッピングについて調査を行いその結果を発表した。調査は9月28日、29日に実施。回答者の内訳は20代/30代/40代/50歳以上の男女各150名。

 これによると、オンラインショッピングの利用者は、約7割強でそのうちの6割半が「週1日以上」ショッピングサイトを見ると回答、よく購入する商品は「書籍・雑誌」が約5割、「衣料品・アクセサリー」「食品・飲料」がそれぞれ4割強だった。50歳以上では「食品・飲料」がトップになった。

グラフ、オンラインで買い物をしますか(オークション除く) c

 年代別では40代の利用者の割合が高く、「よくしている」「ときどきしている」のは8割弱で、「週1日以上」見ている人も7割弱と最も多い結果になった。

 オンラインショッピングを「よくしている」「ときどきしている」回答者の、「買い物をすることが多いサイト」(複数回答)は、「楽天市場」が6割強、次いで「アマゾン」(3割半ば)、「Yahoo!」(3割弱)。40代、50歳以上の女性では「セシール」、30代では「千趣会」も2割前後の人気。

 なお1回あたりの平均購入金額は「3000円〜5000円未満」が4割。「5000円〜1万円未満」が3割半ば、「3000円未満」「1万円以上」はともに1割強という結果に。利用する決済方法(複数回答)はクレジットカードが最も多く6割半ば。次いで「銀行振込・郵便振替」4割弱、「代引き」3割半ば、「コンビニ決済」2割半ばで、注目の電子マネーは2%程度だった。

 ショッピングサイトへのアクセス方法(複数回答)を「週1日以上」アクセスする人に対して質問したところ、「ブックマーク(お気に入り)登録から」が7割半ばで、「検索サイトから」が4割半ば。なお、「メールマガジンから」も4割弱おり、ショッピングへの誘導としては、メールマガジンは有効だと分析している。

 オンラインショッピングの魅力(複数回答)については、7割半ばが「時間を問わずできる」、6割半ばが「手軽にできる」と半数を超える回答に。次いで「価格が安い」(4割強)、「比較がしやすい」「遠隔地・海外の商品も購入できる」(各3割半ば)が挙がった。

 今後利用頻度が増えると回答したのは3割強で理由は「便利だから」のほか「時間が有効活用できる」「時代の流れ」といった回答があった。

 回答者のネット接続方法は、ADSLが6割強、CATVが1割半ば、光ファイバー1割強で、ブロードバンド利用者が多く、ダイヤルアップ/ISDNは合わせて5.5%。

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