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オークションにおける「ナンピン買い」Survey Weekly Top10

» 2005年01月19日 18時37分 公開
[松山由美子,ITmedia]

 今週のトップはお母さんもゲーマー、という調査。ウチの妹もたまに子供のゲームボーイアドバンスを「ちょっと貸して」といって借り、「かえしてぇな」と言われるまでやっていたりするので、結果には納得だ。

 ほかには、ヤフオクのレア物落札についての調査が3位にランクイン。バトル入札で熱くなって予想外の出費…という人は思ったより少ないようだ。

 筆者のヤフオク利用は、「どこにでも手には入る物を安く買う」目的より、「手に入らない物を探す」ケースのほうが圧倒的に多いので「レア物購入」が基本だ。ただし、世の中の誰が見てもレアなものではなく、筆者の中でだけレアなものだ(まぁほとんどの人にとって“レア物”はそういうものか)。

 失敗だか成功だかわからないが、以前レア物をかなりの高額(筆者にとっては)で落札した。前後数回同じ少々品が出たときも似たような金額だったので、それが相場かなぁと思い、落札した。

 それから数カ月後。同じ商品が出品されたが、ほしいと思う人に行き渡ったのか、入札がない。価格はゼロがひとつ少ない価格だ。筆者の脳裏に浮かんだ言葉は「(これがこの価格なんて落札しないと)もったいない」。

 というわけで家には同じ商品が2つある。これはオークションにおける「ナンピン買い」という状況で、2つの商品の平均価格は最初に買った額より安い。(高く買った悔しさを少しでも軽減しようという)リスク回避である。

 しかし、いうまでもないが、誰にでもおすすめできる方法ではない。というより、そもそも誰もマネしないだろう。

 オークションで冷静な判断を下している8割の人がとってもうらやましい筆者である。

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