今月、Windows 7発売記念「ホームパーティー」を開くのをまだためらっている人はいるだろうか?(訳注:Microsoftはパーティー企画サービスのhouseparty.comと協力して、Windows 7プロモーションの一環として、発売記念ホームパーティーの主催者を募集している)
以前の投稿で書いたように、皆さんがそんなふうにためらうのはごく自然なことだ。たとえパーティーを主催して「Signature Edition of Windows 7 Ultimate」と「Windows 7 Party Pack」をもらい、抽選で750ドル相当のPCが当たるチャンスを手に入れても、友人からちょっと変な目で見られるリスクがあるのだから。そのパーティーがhouseparty.com――人並みに分別ある市民にFordのような企業ブランドのためのパーティーを開かせる企業――に頼まれてやるものなのだから、なおさらだ。
でも、ちょっと待って聞いてほしい。「Signature Edition of Ultimate」はなんと、スティーブ・バルマーのサイン入りなのだ。これは非常にエキサイティングだ。このニュースをちょっと聞いただけで、わたしのデスクをオフィシャルパーティー用の装飾セットで飾りたくなったくらいだ(houseparty.comによると、セットは「PhotoPalooza」「MediaMania」「Setting Up with Ease」「Family-Friendly Fun」から選べるという)。
Windows 7スティーブ・バルマー・エディションに入っている新機能はどんなものだろうか? まず、箱を開けると200デシベルで「デベロッパー! デベロッパー! デベロッパー!」と叫ぶ。それから近くにあるiPhoneを壊そうとする。
(皆さん、わたしは今週はずっとここにいるので、ステーキを食べよう。帰るときには駐車券を有効にしてもらうのを忘れないように。)
実際は、スティーブ・バルマー版の目玉は、バルマー氏のサインが入った金のバンド(ビル・ゲイツ氏のサインとシリアルナンバー入りのWindows Vista Ultimate限定版のようなものだ。ちなみにこの限定版はAmazonで「中古」の状態で109ドルで売られている)。「全部入りが欲しい人」向けのバージョンとうたわれているUltimateには、Windows XPモード、BitLocker To Go、64ビットハードを活用するための気の利いた改良などが含まれている。
Ars Technicaではバルマー・エディションとパーティーパックの写真が幾つか公開されている。ケイマン諸島に住むWindowsファンが、自分の住む場所がホームパーティーの対象地域外であることに怒り、バルマー氏に苦情のメールを書いて手に入れたもののようだ。
このファンがメールを書いてから3週間後に、郵送でパーティーパックとバルマー氏自らサインしたSignature Editionが送られてきたという。
それでもパーティーをやる気にならないだろうか? Microsoftのサイトを探してみたところ、Signature Editionを予約できるところは見あたらなかった。サイン入りバージョンが欲しければ、我慢してホームパーティー企画に登録し、質素な家を「Family-Friendly Fun」セットで飾らなければいけないのかもしれない。
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