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» 2006年09月15日 13時18分 UPDATE

短期集中連載「モノをなくさない技術」:第3回 なくしにくくする予防策、なくしてもダメージを減らす対策

今回の「モノをなくさない技術」は、モノをなくしにくくする予防策や、なくした場合でもダメージが少なくて済む対策をご紹介します。

[山口真弘,ITmedia]

 過去2回にわたって「Biz.ID流モノをなくさない技術」をご紹介しましたが、「こんな方法は以前からとっくに試している、でも全然効かない」という“重症”の方もおられることでしょう。根本的に習慣づけが苦手だったり、ふだんから無意識に行動してしまうことが多い方にとっては、なかなか一筋縄ではいかないのが現状です。

 今回はモノを「なくさないようにする」のではなく、いざなくしても「すぐに見つける」方法や「同じモノをすぐ用意できるようにする」といった対策Tipsのほか、整理整頓をする/しないのタイミングを精神状態で見分けるワザもご紹介します。

五感にフルに訴える目印をつける

 例えば、サイフや手帳といった、外出時や帰社時に忘れると困るツールには、暗いところで光る「蓄光シール」を貼っておきます。暗い部屋での所在が一目瞭然なので、朝の外出時や、夜に職場の戸締りをして帰る場合など、部屋の明かりを消すだけで忘れ物の有無を簡単にチェックできます。夜道で路上に落とした場合も含め、思わぬ効果を発揮するTipsです。

st_mo10-1.jpg DIYショップや100円ショップで売られている蓄光シール。フリーカットタイプもあるので、好きなものを選ぶとよい
st_mo10-2.jpg 手帳やカギなど、外出時に忘れては困るアイテムにシールを貼る。手帳の場合は、どちらの面でも見えるように表裏に貼ろう
st_mo10-3.jpg 暗くなると光って見えるので、外出時など部屋の明かりを消した時点で忘れ物に気付く可能性が高まる。夜間の落し物対策にも有効だ

なくすとすぐ分かるモノと一緒に置く

 電車の網棚にスーツの上着を置く場合、スーツだけでなくカバン、傘といった手持ちのアイテムもまとめて網棚に置くようにすると、降車時に違和感を覚えるため、存在を忘れにくくなります。コツは、荷物の容量に関係なく、普段は手で持つ荷物もすべて網棚にまとめて置いてしまうこと。

 中途半端に実行すると、まとめてなくす可能性がありますので十分に注意してください。単に1カ所にまとめるのではなく、なくすと違和感を感じるように集約するのがポイントです。

st_mo11.jpg 普段は手で持つ荷物もすべて網棚にまとめて置いてしまおう。ただし、中途半端に荷物を置くとかえって忘れてしまう危険性が高まるので要注意だ

コピーして他人に配布してしまう

 書類やデータなどのコピー可能な媒体であれば、たくさんコピーを取って知人や同僚にバラまくという、究極の“ソーシャルバックアップ術”も試してみましょう。

 自分の手元に置いておく場合と異なるルールで保存されるため、オリジナルと同じタイミングで紛失する確率は極めて低くなります。データの場合、外出先で必要になった場合にすぐメールで送ってもらえるメリットもあります。プライベートな書類までバラまくのは少々考え物ですが、例えば同僚との共有が可能なテンプレート類であれば、むしろ喜んでもらえるかもしれません。

st_mo12.jpg たくさんコピーを取って知人や同僚に渡しておこう。究極の“ソーシャルバックアップ”だ

感情の起伏が激しい時には、モノの整理整頓をしない

 日常生活にちょっとしたアクシデントが発生した時や、逆に幸せな出来事があった時など、感情の起伏がふだん以上にある時は、得てしてモノをなくしがちです。

 つまり、心が上の空にあるが故に、ついモノをふだんと違う場所に置いたり片付けたりして、結果的に紛失につながっているというわけです。従って、喜怒哀楽が激しい時にはなるべく周囲のモノを動かしたり触ったりしないというマイルールを定めておくのも、有効な方法です。例えば「試験直前に部屋を片付ける」といった行為は、上の状態にズバリ当てはまる危険な行為であるといえます。


 以上、初歩的ながら意外と軽視されがちなテクニックから、LifeHack的なウラ技まで、3回に分けて「Biz.ID流モノをなくさない技術」をお送りしました。家族や同僚など、皆さんの身近にいる「モノをなくしがちな人」にも、ぜひご紹介いただき、モノをなくす危険性を軽減するのに役立てていただければと思います。

 こちらやはてなブックマーク、トラックバック経由で受け付けております皆さんの投稿も、近々まとめてご紹介させていただきますので、お楽しみに。

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