「Windows Live メッセンジャー」が、auの携帯から使えるようになった。アプリを終了しても“オンラインのまま”でいられ、メッセージをメールで受け取れる。
マイクロソフトは、「Windows Live メッセンジャー」および「Windows Liveメール」を携帯電話で利用できる「Windows Live for Mobile」を9月28日から開始した。
同社はこれまで、Windows Live for MobileをNTTドコモのiアプリでベータ版を提供してきたが、9月28日からは正式版となる。auの公式サイトにもBREW版を公開した。アプリは無料だが、別途パケット通信料がかかる(パケット定額制の対象)。
ドコモの902iおよび901iS、auのWIN端末に対応し、Windows LiveメッセンジャーのWebサイトで対応する端末を確認できる。今回は、auのneon(W42T)を使って実際に利用してみた。
Windows Live メッセンジャーは、iアプリまたはEZアプリとしてダウンロードして利用する。auの場合、「EZトップメニュー」−「カテゴリで探す」−「コミュニケーション」−「グリーティング・メール」−「Windows Live アプリ」から、またはhttp://mg.live.jp/からダウンロードできる。アプリは400Kバイト弱のサイズだ。
PCと同じIDとパスワードを入力してログインすると、PC版メッセンジャーと同じコンタクトリストを表示する。いったんIDとパスワードを入力すれば、次回からは自動的にログインできる。複数のチャットウィンドウを開くこともでき、最大で15人と同時にチャットが可能だ。絵文字や定型文も利用できるが、PC版でできた画面を揺らしたり、ファイルを共有する機能は利用できなかった。
Webブラウザベースのメッセンジャーサービスと違い、便利なのは、アプリをバックグラウンドで起動させたまま(中断)にしたり、ログイン状態を保ったままアプリを終了(終了時に「オンラインのまま終了」を選ぶ)させられることだ。
「オプション」−「ウェイクアップメール」から「ウェイクアップメールを受信する」を設定しておくと、アプリが起動していなくてもログイン状態が継続され、メッセージを受け取ると携帯の通常のメールとして通知が送られてくる。メール内のリンクを開けばアプリが起動し、メッセージの内容を読むことが可能だ。
なおメールのドメイン指定受信を設定している場合、ウェイクアップメールを受け取るには「@live.jp」ドメインの登録が必要だ。
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