ブログなどに画像ファイルをアップロードする時、Firefoxには便利な拡張機能「draganddropupload」が存在する。実は同じようにドラッグ&ドロップでアップロードできるのが「Google Chrome」なのだ。
ブログなどに画像ファイルをアップロードする際、Webブラウザの画面にある入力フィールドの参照ボタンを押してファイルを選択するか、入力フィールドにファイルのパスを入力するのが一般的だ。
入力するファイルが1つか2つ程度の場合は問題ないが、ファイルがたくさんあったり、それらのファイルがいくつかのフォルダに分散している場合はちょっと面倒だ。いちいち参照ボタンを押したり、ファイルパスを入力したりするうちに入力ミスも増えてきたりする。
そんな場合に有効なのが、Firefoxの拡張機能「draganddropupload」。名前の通り、アップロードしたいファイルをドラッグ&ドロップするだけで、参照ボタンの付いた入力フィールドに入力できる拡張機能である。しかも複数の入力フィールドそれぞれに異なったファイルを一度にドラッグ&ドロップすることも可能だ。
Firefoxユーザーには有名なdraganddropuploadだが、実は同じ機能を使えるブラウザが「Google Chrome」だ。しかも、初期状態で利用できるのである。
ただし、Google Chromeの場合、Webページ内の表示に注意が必要だ。FirefoxやInternet Explorerなどのブラウザでは通常、入力フィールドの右側に参照ボタンがあるが、Google Chromeの場合は左側に参照ボタンを表示する(というか参照ボタンの右側にファイル名を表示する、といったほうが正しいかもしれない)。なので、ドラッグ&ドロップする場合はこの右側のファイル名表示スペースにドラッグ&ドロップするようにしよう。
また、Google Chromeでは複数の入力フィールドに複数のファイルを一度にドラッグ&ドロップすることはできない。このような用途で利用する場合は、draganddropuploadのほうに分がありそうだ。
ブログやSNS以外にも、Webメールのファイル添付などでファイルの入力するシーンは少なくない。複数のファイルを入力する場合に試してみてほしい。
ファイルをドラッグ&ドロップしてアップロードする | |
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Firefox | 拡張機能「draganddropupload」を使う |
Google Chrome | 初期状態で利用できる |
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