必要になりそうな資料をストレスなく持ち歩く【チュートリアル編】シゴトハッカーズ(2/3 ページ)

» 2008年10月03日 13時00分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

ケータイメールを記憶のフラッシュメモリのように使う(大橋)

 携帯電話のメールフォルダを次のように分けます。

 新しく作るのは、次の2つのフォルダです。

  1. アーカイブ
  2. リファレンス

 画面ではさらに「ストレージ」というフォルダも見えますが、こちらはリファレンスほどは参照の機会は少ないものの、照会のあったときに手元にあると便利な情報を入れておきます。自社の扱っている製品型番、あるいは読んで面白かった本リストなどです。リファレンスがフロー情報なら、ストレージはストック情報に近い位置づけになります。

 特に読んで面白かった本のリストは、事前に目を通しておくことで、初対面の人との会話において打ち解けるきっかけになることが多々あります。

 そして、定期的に各フォルダの中身を洗って、不要なメールを削除していきます。これは、週次レビューも兼ねるため、週に一度行うようにしています。ストレージやリファレンスのメールのうち不要なメールをアーカイブに移動(このとき、選択したメールのみ移動できるような機種ですと一回の操作で済むため楽です)させ、続いてアーカイブ内の全メールを削除します。

 もし、リファレンスやストレージにいつまでも残るメールがあれば、それは何かしら気になる情報が載っていることになりますから、あらためてPCから自分のケータイメールあてに同じ内容を、もしくはサマリーを作って送っておくようにします。ちょうど、冷蔵庫の中身を整理するようなイメージです。古くなったトマトを捨てたり、キャベツ1個を半分に切って、それぞれにラップをかけることで、後から使いやすくするわけです。

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