筆者の典型的な使い方としては、電車の中で、打ち合わせに関するメールを確認し、そこからインターネットなどで地図情報を取得することです。
まずは、Gmailのラベルから、特定個人に関連するメールを抽出します。
メールで打ち合わせ場所を再確認し、さらにサイトから地図へと飛びます。このパターンが最も多いのですが、都内の駅であればここまでのプロセスで3分かかりません。
ここでは、サイトの会社案内を探しています。地図やアクセス情報は、普通は会社案内内にあります。
地図のページへ。会社案内の地図だけで分かりにくければ、GoogleMapも使いますが、そういうことは少ないです。
以前はこの行程のすべてを紙に印刷していました。しかし、紙に印刷した情報は、次の機会にも使えるとは限りませんし、整理しておかないと、ほかの打ち合わせ機会にはほかの方に頂いたメールと地図情報にまぎれて、大変使いにくくなります。
iPhoneなら、PCでやっているように、このページを「お気に入り」に入れておけばいいので、とても安心できます。
ほかに、初めて行く場所の地図や路線検索結果なども印刷せずにケータイカメラで撮影するのもいい方法です。紙に比べて解像度は落ちますが、すぐに取り出して確認できる取り回しの良さは紙に勝るでしょう。
また、地図については、デジタルデータですからそのままほかの人にメールで転送するなどして、再利用を図ることができます。
1974年、東京生まれ。ブログ「シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌」主宰。学生時代よりビジネス書を読みあさり、システム手帳の使い方やスケジュール管理の方法、情報整理のノウハウなどの仕事術を実践を通して研究。その後、ソフトウェアエンジニア、テクニカルライター、専門学校講師などを経て、現在は仕事のスピードアップ・効率アップのためのセミナーや研修を手がける。デジタルハリウッド講師。著書に『「手帳ブログ」のススメ』、『スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術』『チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術』『そろそろ本気で継続力をモノにする!』、『Life Hacks PRESS vol.2』、『LIVE HACKS! 今を大切にして成果を5倍にする「時間畑の法則」』、近著に『成功ハックス』がある。
心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスに派遣社員として入社。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。著書に、『スピードハックス』『チームハックス』のほか『ブレインハックス』、『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』、『やる気ハックス』などがある。「シゴタノ!−仕事を楽しくする研究日誌」にて「心理ハック」を連載中。ブログ「ライフハックス心理学」主宰。
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