毎年ISOTでホワイトボードネタを追いかける誠 Biz.ID。今年はどんなネタがあったのだろうか――。
ISOT(国際文具・紙製品展)に来るたびに記事にしているのが、ホワイトボードネタ。2006年は住友スリーエムの貼ってはがせるホワイトボード、2007年はサニーのくっつくマーカー、はずせるホワイトボードなど、今では懐かしい製品だ。
2008年はついに紙をホワイトボードにしてしまった画期的な製品「消せる紙」が登場。翌2009年は壁一面をホワイトボード化できる特大版まで登場した。
そんな消せる紙に2010年も新しい仲間が加わった。パステルカラーの「消せる紙」を参考出品していたのだ。パステルカラーというとビジネス向けというよりは、ほかの用途を思い浮かぶが、発売元の欧文印刷によると「確かに学校などでも使いますが、一般の会社でも研修などでの利用を想定している」という。
最近は数人ごとに班分けしたワークショップ型の研修が多い。そうした班ごとの発表に、色違いのホワイトボードや模造紙を利用したいという要望があるという。
価格は、A5判8枚セットで600円で販売している消せる紙の「POPペーパー」と同程度になる見込み。カラーバリエーションはピンク、グリーン、ブルー、イエロー。A1判は通常版と同じように罫線なども印刷している。色彩が成果物に好影響を与えるかも――と思っている人は試してみてはいかがだろうか。
欧文印刷ではこのほか、卓上に設置するタイプのA5サイズのメモボード「Idea Board Mini」と「Memo Board」を展示。いずれもホワイトボードのように書き込んだり、消したりできるようになっている。
なお、Idea Board Miniは2つ折りタイプで、離席時などに折りたたんで書いた内容を隠せるようにもなっている。「接地面との角度はiPadの純正カバーと同じ角度の15度。卓上でのアイデア出しに使ってみてほしい」(欧文印刷)。こちらの価格は1000円を切る見込みだ。
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