あのNotesがクラウドに――IBM「LotusLive Notes」

日本IBMはメール、カレンダー、アドレス帳、インスタントメッセージング(IM)の機能を備えた企業向けサービス「IBM LotusLive Notes V1.3」の提供を開始。価格は1ユーザー当たり年間9009円。

» 2010年10月21日 21時08分 公開
[藤村能光,Business Media 誠]

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は10月21日、メールやスケジューラーなどの機能をネットワーク経由で提供する企業向けサービス「IBM LotusLive Notes V1.3」の提供を開始した。メール容量が25Gバイトの場合、利用料は1ユーザー当たり年間9009円。

IBM LotusLive Notes V1.3の画面イメージ IBM LotusLive Notes V1.3の画面イメージ(出典:日本IBM)

 メール/カレンダー/アドレス帳/インスタントメッセージング機能を提供するWebサービス。複数の業務を同時に処理できるタブ機能、ドラッグ&ドロップによるファイルの移動機能を備え、代理権限の設定も可能だ。

 社内に専用サーバを導入して運用する「Lotus Notes/Domino」と同等の機能をWebブラウザから使えるようになる。自社でサーバを導入したり、メールシステムの構築や運用をしたりする必要はない。すでにLotus Notes/Dominoを利用している場合は、Domino環境と連係して運用することも可能としている。

 LotusLiveの製品サイトから申し込みをすると、無料で30日間試用できる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ