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» 2012年06月04日 12時10分 UPDATE

スマート文具サミット:文具王たち文具好き6人が選ぶオススメ文具19個、一挙公開 (1/6)

5回にわたって公開してきたスマート文具座談会も今回は最終回。文具やガジェット好き6人が持ち寄ったお勧めグッズを紹介します!

[上口翔子,Business Media 誠]

 これまで5回にわたって、文具やガジェット好き6人による座談会の様子をお伝えしてきました。内容は昨今話題となっているスマートフォンと連係する文具の話題や、今後の文具業界の予測など。それぞれの視点で興味深い議論展開になりました。

 最終回は、座談会参加者がそれぞれ持ち寄った最近気になっている文具、お勧め文具を順に紹介していきます。最新のものから100年前に製造されたものまで、ジャンルや年代を問わず必見の文具が登場します。

 スマート文具

 座談会参加者の氏名、プロフィールは次の通り。本記事では、当日発表してもらった土橋正さん、清水敬輔さん、美崎栄一郎さん、竹村譲さん、舘神龍彦さん、高畑正幸さんの並びで順番に紹介していきます。


参加者紹介
参加者 氏名・肩書・文具とのかかわりなど
shk_sz01b.jpg 高畑正幸(たかばたけ・まさゆき)さん
文具メーカー勤務・文具王

「TVチャンピオン」(テレビ東京系列)の文房具通選手権に過去3回参加し、全て優勝した“文具王”。「未来の普通は無理して買え」をポリシーとし、既存の文具のみならず、次世代の文具やガジェットも積極的に使う。
shk_sz01f.jpg 美崎栄一郎(みさき・えいいちろう)さん
著述家

会社員時代から文房具が好きで、文具術や仕事術に関する書籍を複数出版し、勉強会なども主催。2011年にフリーランスとなり執筆や全国で講演活動などを行っている。
shk_sz01d.jpg 土橋正(つちはし・ただし)さん
文具コンサルティング

文具の展示会「ISOT」の事務局を経て、土橋正事務所を設立。文具メーカー、文具ショップのコンサルティングをはじめ、文具ウェブマガジンの発行、数々の執筆活動やテレビ、雑誌にコメントを寄せている。
shk_sz01c.jpg 竹村譲(たけむら・ゆずる)さん
富山大学非常勤講師

DOS/V生みの親の1人であり、32年間の日本IBM勤務中に約20年ThinkPadのほかIBMのパソコンに携わった。現在は大学の非常勤講師としてブランドデザインやメディアリテラシーを教えている。ツバメノートの別製「Thinking Power Notebook」の発案者。
shk_sz01e.jpg 舘神龍彦(たてがみ・たつひこ)さん
手帳評論家

手帳評論家として手帳の活用術などに関する書籍出版や講演活動を行っている。スマートフォンと手帳、また電子ペンといったアナログとデジタルの融合についても探求。
shk_sz01a.jpg 清水敬輔(しみず・けいすけ)さん
会社員

会社員として勤務する傍ら、さまざまな朝活に参加するようになって5年。最近は、休日の朝カフェに集まりお薦めの文具を持ち寄って紹介するという「文房具朝食会」の運営にかかわっている。

紙とペンは常にセットでないと

shk_za06001.jpg 土橋正さん。「普段、原稿を書くときにはいつも万年筆を使っているんですが、この話をすると、いろんな人に昔の人間に会っているような顔をされるんです(笑)。特に編集者に会っていると。でも原稿を書くときはいまだにそうなんです」

土橋さん 私の最近のお気に入りは、パイロットの万年筆「カスタム823」です。値段は3万1500円。万年筆はいつも本を書き終えたときのご褒美として買っていたのですが、この万年筆は今書いている新刊に取り掛かる前に買いました。なぜかというと、万年筆は書くことで味が出てくるので、それをもっと人生の限られた中で――特にゴールデンタイムで長く使いたい、だから早めに持とうと思いまして。自分で自分のモチベーションを上げる意味も含めて買ったんです。

 もう1つ、今注目しているのはquiverのペンホルダーです。日本ではまだ発売されていないようです。今は、モレスキンに付けて使っています。自分のポリシーとして、卓上で使うノートなどを除き、紙とペンは常に一緒でなければならないと思うんです。quiverのペンホルダーは手帳とペンとの一体感があっていいですよ。ペンホルダーが結構大きいので、万年筆も入れられるかなというのも選んだ理由です。

 後はこの流れで何度も紹介しているのですが、ダイゴーの鉛筆付きモバイル手帳。この付属の鉛筆の代わりにフィッシャーのスペースペンのリフィルを入れて使っています。ただ、そのままだと太さが足りないので、パーマセルテープを巻いてちょうどいいんです。

shk_za06tsu.jpg 左から万年筆「カスタム823」、quiverのペンホルダー、ダイゴーの鉛筆付きモバイル手帳

 このダイゴーの手帳はいつも持っていますが、もしもの場合に備えて、お財布の中にペンとカードメモを常に入れています。電車の中などで何か面白いフレーズを思い付いたな、という時などに便利なんです。ダイゴーの手帳はジムでランニングするときにも必ず、ウェアの後ろポケットに入れていますね。

 使用頻度は日によって違いますが、多い時には1カ月に1冊以上。2010年の12月から使い始めて、今持っているのが13冊目です。このカードメモにはタイプライター用紙という半透明の薄い紙が使われています。そのため、カードほどの厚みでありながら31枚もあって安心感があるんです。

舘神 「紙はサイフに宿る(※)」ですね。

(※)元ネタはドイツ出身の建築家ミース・ファンデル・ローエ(1886〜1969年)の名言「神は細部に宿る」。ミース・ファンデル・ローエは20世紀を代表する建築家の1人で、ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライトと共に、近代建築の三大巨匠と呼ばれる

一同 (笑)

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