これからは、一流企業に勤めている人でも、安定はないかもしれません。
先が読めない時代のため、いざというときに、本業とは別に稼げる手段を持つことも必要です。
もしも会社が倒産したら、自分はどうするのか?
何によって、稼ぐことができるのか?
いざというときの準備をしておくことは、決してマイナスにはなりません。
例えば、運転免許やアロマセラピーやマッサージ、医療事務やホームヘルパーの資格など、これさえあれば、いざというときに食いっぱぐれがないというものを持っておくのも、30代の保険といえます。
そういう保険があると、いまの仕事や環境にしがみつかなくて済みます。
迷いがあっても、会社を辞めるということも、思い切って決断できるかもしれません。実際にスキルや資格にピンチを救われるということはあります。
私は、会社を辞めたり、人生を大きく方向転換したりすることを勧めているのではありません。ただ、いざというときのための保険をかけておくのは、悪いことではないと思うのです。そこを考えている人は意外に少ないのです。
ここで大切なのは、じつは、何かの資格を取っておくということではなく、「何があっても、これをやったら食べていける」という自信を持っているかどうかです。
それさえあれば、たとえ失敗してもリスクは怖くない。「いまの仕事を失ったら、どうしよう」と不安におののく必要もなくなるのです。
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