必要な項目を入力すると、領収書をPDF形式で出力する無料Webサービス「領収書.net」を紹介する。
ビジネスで領収書が必要になる機会は多い。かつてはカーボン紙を挟んで手書きで発行していた領収書だが、事務効率を考慮するとやはりITを活用したいところ。セミナーなどの参加者に何十、何百という枚数を用意するのであればなおさらだ。
ネット上には、領収書を発行するためのフリーソフトや、Excelで自作するためのテンプレートやマクロが配布されている。最近では、データを入力するだけでPDFの領収書が作成できるWebサービスも登場している。あとはPDFをメールで送付したり、印刷して渡したりと事務効率を大幅に改善できる。
このようなサービスは、オンラインで請求書や見積書を発行する帳票サービスの付加機能として提供されることもあれば、単体のサービスとして提供されることもある。今回は、後者の領収書発行サービス「領収書.net」を紹介しよう。
「領収書.net」を使った領収書の作成方法は3通りに分かれる。1つは「個別作成」。Webサイトにアクセスすると表示されるフォームに、宛名や金額、但し書きなどを手入力してPDFを出力、ダウンロードして印刷するという仕組みだ。もっとも簡単でスピーディだが、あくまで1枚ずつの発行となるので、単純に手書きをクラウドサービスに置き換えただけというイメージだ。工数を考えると、手書きとそれほどは変わらないだろう。
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