「そこのテーブルの上に本がある」もしもネイティブが中学英語を教えたら

もしもネイティブが中学英語を教えたら? 今回は、「There is 構文」について勉強します。

» 2014年09月12日 05時00分 公開
[デイビッド・セイン,Business Media 誠]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

連載「もしもネイティブが中学英語を教えたら」について

本連載は、デイビッド・セイン著、書籍『もしもネイティブが中学英語を教えたら』(アスコム刊)から一部抜粋、編集しています。

あなたが学校で習った英語、実は、ネイティブが使っているものとは、ちょっと違うのをご存じですか? 例えば、

 ・現在進行形は、現在行っていることだけをいう表現ではない。
 ・“could”は“can”の過去形としてほとんど使われない。
 ・“may”はほぼ死語。
 ・ネイティブは関係代名詞をほとんど使わない。

こういうものが、まだまだあるのです。

この本では、英語そのもののニュアンスをネイティブがていねいに説明します。学校では教わらなかった英語の本質を理解できますから、ネイティブにちゃんと伝わる英語が使えるようになりますよ。


There is 構文

中学英語ではこう習う

そのテーブルの上に本がある。

“There’s a book on the table.”


ネイティプならこう教える!

そこのテーブルの上に本がある。

“There’s a book there on the table.”


ココがPOINT!

「そこにある』ならThere is 構文プラス“there”

学校で「〜がある」は“There’s 〜”と習うので、“There’s 〜 there”なんて使い方は初めて見たという人もいるのではないでしょうか?
 でも、「目に見える範囲に物があること」を言う場合、ネイティプは日常的に“There’s 〜 there”(『そこに』〜がある」)と副詞の“thereを”プラスして表現します。ただし、身近ではない場所に「〜がある」と表現する場合は、学校で習った通り“There’s 〜”でOKです。


練習問題

1. そこに誰かがいる。

“There’s someone there.”

 “There’s 〜 there”の「〜」の部分に、“someone”のように人を表す語を入れると、「そこに〜がいる」という意味にもなります。


2. どこか近くにネコがいる。

“There’s a cat there somewhere.”

 具体的にどこか分からなくても、すぐそばだということが分かっているときは、“somewhere”を使ってこのように表現します。


3. そこの2階にお店がある。

“There’s a shop there on the second floor.”

 “There’s 〜 there”に階数を表す語を続ければ、「●(階)に〜がある」というフレーズになリます。

関連キーワード

英語 | ビジネス


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ