スマホ決済の売り上げデータ、自動で会計ソフトに――freeeとCoineyが連携面倒な転記にさよなら

手間のかかる帳簿への入力作業。それを全自動化し作業効率を大幅にアップするのが、クラウド会計ソフト「freee」とクレジットカード決済サービス「Coiney」の連携だ。

» 2014年10月10日 14時21分 公開
[Business Media 誠]

 売上は多ければ多いほど良いが、決済件数が増えると帳簿への転記作業が大変になってくる。売上データを自動的に会計ソフトに取り込めれば――。

 モバイル決済サービス「Coiney(コイニー)」と全自動クラウド会計ソフト「freee(フリー)」が、そんな店舗の課題を解決する連携機能を実装した。

 Coineyとfreeeの連携により、Coineyを利用したクレジットカード決済による売上高と手数料が、仕訳形式で自動的にfreeeに取り込まれるようになる。これにより、店舗は転記の必要がなくなり、帳簿管理の効率化が図れる。

 freeeと連携した場合のイメージ図

 Coineyはスマホやタブレット端末のイヤホンジャックに専用のカードリーダーを挿し込み、専用アプリを利用することで、時間や場所を選ばずクレジットカード決済を可能にするサービス。決済手数料3.24%のみで初期費用や月額費用は無料だ。

 freeeは銀行口座やクレジットカードを登録すると、明細を自動で読み込んで会計帳簿を作成するクラウド型会計ソフト。料金は980円の個人事業主プランと1980円(いずれも月額、税込)の法人プランがあり、無料で試すことも可能だ。

 決済データが自動的にfreeeに反映される
 freeeでグラフ表示も可能

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