連載
» 2015年03月09日 05時00分 UPDATE

仕事効率アップのカギはかたづけにあり:「何のため」「誰のため」に片付けるのか

「片付け」だけに焦点を当てると一過性の行事になってしまいます。仕事の生産性を上げるためにも、先の目的や意義を意識することが必要不可欠です。

[企業実務]

月刊誌「企業実務」とは

Photo

企業実務」は、経理・総務・人事部門の抱える課題を解決する月刊誌。仕事を進める上で必要な実務情報や具体的な処理の仕方を正確に、分かりやすく、タイムリーにお届けします。1962年の創刊以来、理論より実践を重んじ、“すぐに役立つ専門誌”として事務部門の業務を全面的にバックアップ。定期購読はこちら

 本記事は、企業実務のコンテンツ「仕事効率アップのカギは片付けにあり」から一部抜粋・編集して掲載しています。


Photo マンガ:青木秀一

 社内で片付けを推進しようとすると、賛成派と反対派に分かれることがあります。特にオフィスに居る時間が少ない社員からは、「正直、片付けのメリットを感じない」と言われてしまうことも……。

 しかし、わたしは「片付ければ会社の売上だって上がる」と考えています。

 例えば、営業担当者がデスク周りや社用車の中を片付けて探し物をする時間が減れば、仕事の効率が上がって時間の余裕が生まれます。

 その分、お客さまと今まで以上に会話をし、信頼関係を築くことで、新たな契約につながることもあるはずです。片付けのメリットを意識してもらう意味で、社員1人ひとりに「何のための片付けか?」という質問に答えてもらいましょう。すると、社員の意識レベルの違いで、大きく次の3段階に分かれます。

  • 第1段階:「スッキリとした気分で仕事ができるため」という「快適さ」のレベル
  • 第2段階:「仕事の効率が上がるため」という「効率やコスト」を考慮したレベル
  • 第3段階:「仕事の質が高まるため」という「クオリティ」のレベル

 これらの各段階は、「誰のための片付けか?」という視点からみると、次のように解釈することができるでしょう。

  • 第1段階:「自分」のための片付け(例/朝から気分よく仕事を始めたい)
  • 第2段階:「会社」のための片付け(例/散らかっていると効率が悪い)
  • 第3段階:「相手」のための片付け(例/お客さまに提供するサービスをよりよくして顧客満足につなげる)

 「片付け」だけに焦点を当てると一過性の行事になります。常にその先の目的や意義を意識することが必要不可欠です。

著者プロフィール:小松 易(こまつやすし)

Photo

日本初の片付け士。「“片付け”を通じて人生を変える」をコンセプトに、経営者や企業向けのコンサルティングや研修を行っている。著書にベストセラー『たった1分で人生が変わる片付けの習慣』(中経出版)ほか。スッキリ・ラボ


マンガ著者プロフィール:青木秀一(あおきしゅういち)

マンガ・プロダクション アウチ!代表。マンガ冊子、マンガパンフレット、マンガチラシなど紙・Web問わず広告・宣伝のためのマンガ企画・制作を行なっている。マンガプロダクション アウチ!


Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -