総合電子書籍ストア「BookLive!」を運営するBookLiveは6月27日、会員に向けて実施した「都知事になってほしい漫画&小説のキャラクター投票」の結果を発表した。1位は『島耕作』(講談社)シリーズの島耕作で、続いて『ONE PIECE』(集英社)のモンキー・D・ルフィ、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(集英社)の両津勘吉が並んだ。
島耕作を都知事に推す理由として挙げられているのは、リーダーシップや実行力や手腕。「野心もあり、自分の限界も把握しており、部下を育てる能力もあるので、立場相応の振る舞い・勉強をしてくれそう」「都政立て直しに必要な経営者感覚を持っている」と評価される一方、「女性スキャンダルが心配」という声も上がった。
2位のモンキー・D・ルフィは誠実さや仲間からの信頼を、3位の両津勘吉は大胆な政策への期待や人情味をそれぞれ評価されてのランクイン。女性漫画部門では『俺物語!!』(集英社)の剛田猛男、小説部門では『オレたちバブル入行組』(文藝春秋)ほかの半沢直樹、ラノベ部門では『はたらく魔王さま!』(KADOKAWA)の真奥貞夫が1位となった。
今回ランクインしたキャラクターに共通するのは、リーダーシップを持っていることや実行力があること、人脈やよいチームメイト(友人や仲間を含む)がいること。BookLiveは「破天荒だけど実行力のあるリーダーと、それを支える常識ある人々、そんな都政が求められているのかもしれない」「この結果を踏まえ、実際の都知事選出馬の際には、候補者の方にも参考にしていただければ幸い」とコメントしている。
調査時期は6月20日から26日にかけて。BookLive!会員に対してアンケートメールを送付した。2666人が回答し(複数回答可)、投票総数は4236票だった。
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