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» 2017年06月14日 11時00分 UPDATE

ヘルシーなのに食べ応えあり:社食でついつい選んでしまう「健康メニュー」とは何か (4/4)

[加納由希絵,ITmedia]
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生き生きと働ける職場環境

 健康を重視する背景には、カフェテリア開設の狙いがある。15年に、20年までの目標の1つとして「The Most Admired Company in the Industry(業界で最も称賛される会社)」を掲げた。そして、それを実現するためには、社員が生き生きと、幸せに働ける職場環境づくりが欠かせない。健康維持やワークスタイル改革に必要なツールとして、カフェテリアが必要だと判断した。

photo カフェテリアでまず目に入るのは、全長8メートルのビッグテーブル。待ち合わせなどにも利用されている

 カフェテリアには、健康メニュー以外にも生き生きと働ける環境づくりのための工夫がある。社員のアイデアを実験できる場になっているのだ。代表的な例が、実際に運用が始まったLINE Bot。LINEの「友だち」に登録すれば、その日のメニューやカロリーを教えてくれるBotだ。また、日替わりメニュー企画のテーマ案なども社員が発案し、実現している。

 「今までは技術者にしかアイデアを出す機会がありませんでした。カフェテリアは、(メニューやイベントなど)仕事以外のアイデアを出す場にもなります。会社で自分のアイデアが形になれば、働きやすく、魅力的な職場に思ってもらえるのでは」(高橋氏)。

 オープンから8カ月が経過したが、利用人数はどんどん増えている。約1000人が本社で働いている中で、1日延べ1200回会計しているという。ランチの時間以外でも、仕事や打ち合わせなどで利用されている。高橋氏は「カフェテリアを作ってよかった。大成功です」と声を弾ませる。

photo 22階からの眺望も楽しめる。近隣の神宮球場や、晴れた日には富士山も見える
photo リラックスできるソファ席などもある

 社員の活力となる社食は、会社全体の活力にもなる。健康に、生き生きと働くためには、ヘルシーであるだけのメニューでは物足りない。やはり、おいしく、楽しい食事が活力になるようだ。

 →第4回 「家で食べる」もあり 広がる“宅配型”社食

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