インタビュー
» 2018年03月28日 08時00分 公開

水曜インタビュー劇場(集めた公演):急増中の「久世福商店」は、こうして生まれ、こうして稼いだ (1/6)

目利きバイヤーが日本中から“うまいモノ”を集めたセレクトショップ「久世福商店」が、ショッピングセンターなどで急増している。ありそうでなかった店は、なぜ好調に推移しているのか。店舗運営を手掛けている担当者に話を聞いたところ……。

[土肥義則,ITmedia]

 ショッピングセンターを歩いていて、ちょっと気になる店をよく見かけるようになった。コンビニほどのスペースの店内に、醤油、日本酒、菓子などがズラリと並んでいる。よーく見ると、NB商品(ナショナルブランド)は扱っていなくて、スーパーやコンビニでは売っていないモノばかり。店内に入ると、江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が漂っていて、「和」を感じさせられる。店名は「久世福商店」だ。

 「うーん、店の前は通ったことがあるけれど、中に入ったことがないなあ」という人に、簡単に紹介しよう。ジャムやワインなどを販売するサンクゼール(本社、長野県)が運営していて、2013年12月にイオンモール幕張新都心に1号店をオープン。バイヤーが日本中の“うまいモノ”を集めて販売したところ、あれよあれよという間に客数が増え、売り上げもぐんぐん伸びた。人気店の誘致にチカラを入れている商業施設から「ウチにも出店してください!」「ウチにもぜひぜひ!」といった声が殺到し、現在は70店を超えているのだ。

 久世福商店の基本的な売場面積は50坪で、月商は1〜2億円。店舗では2500アイテムほど扱っていて、そのうち食品が1000〜1800ほど占めている。地方の特産品だけでなく、自社で開発した商品が並ぶ、ありそうでなかったショップはどのようにして生まれたのか。久世福商店の運営に携わっている山田保和さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。

2013年12月、イオンモール幕張新都心に「久世福商店」の1号店がオープンした
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