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» 2018年07月20日 08時10分 公開

常見陽平のサラリーマン研究所:アラサー女性は「そろそろ転職」症候群に、注意しなければいけない (1/4)

20代後半の女性で「そろそろ転職したい」と考えている人も多いのでは。「いまの仕事は自分に合っていない」「このまま続けていいのか」など、転職したい理由はいろいろあるだろうが、その前に考えなければいけないことがある。それは……。

[常見陽平,ITmedia]

 筆者は会社員時代に、転職情報誌『とらばーゆ』の編集部で働いていたことがあった。今の若い人でこの雑誌を知っている人は少ないのでは。1980年代に創刊された、主に働く女性を対象とした転職情報誌だ。

 創刊当時、女性が転職するケースは少なく、まだ「寿退職」という言葉があったので、このメディアは画期的だった。雑誌名を文字って、転職することを「とらばーゆする」という言葉が流行語になったほどだった。

 筆者が編集部にいたころ、読者像として頻繁に挙げていたのは「変化を求めている27歳の女性」だった。27歳といえば、大学を卒業して社会人5年目、当時はまだ多かった短大卒なら7年目だ。もう新人ではないが、ベテランでもない。仕事には慣れてきているが、次のステージをどうするか悩む。今の彼氏と結婚するべきかどうか悩む。彼氏がいなくて悩む。彼女たちは、転職、結婚、留学などで自分をリセットしようとするのだ。

 40〜50代の人は「そーいえば、自分の周囲にもそういった女性がいたなあ」「その気持ち分かる。ワタシもそうだった」とうなずいているのではないだろうか。あのころからだいぶ時間が経ったが、この20代後半の「変わらなきゃ」症候群、「そろそろ転職」症候群はあまり変わっていないのではないかと感じている。

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