SMS 2003とMicrosoft Updateの連携を可能にするツール、MSが無償で提供開始

マイクロソフトは9月21日より、SMS 2003とMicrosoft Updateの連携を可能にするツールの無償ダウンロード提供を開始した。

» 2005年09月21日 21時02分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは9月21日より、企業向けIT資産/パッチ管理システムの「Microsoft Systems Management Server 2003 日本語版」(SMS 2003)とMicrosoft Updateの連携を可能にするツール「SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Update」日本語版(SMS 2003 ITMU)の無償ダウンロードを開始した。

 Microsoft Updateは、従来から提供されてきたWindows Updateの後継サービス。Windows OSやInternet Explorerだけでなく、Officeやサーバ製品など、主な同社製品のセキュリティパッチを一括して提供するサービスで、2005年7月より正式に開始された

 SMS 2003 ITMUには、Microsoft Updates用のスキャンツールやスキャンの基準となるWindows Updatesカタログの同期機能、最新のWindows Update Agentといったコンポーネントが含まれている。これらを通じてMicrosoft Updateの監査エンジン技術をSMS 2003に統合することによって、SMS 2003のパッチ管理機能を強化する。

 具体的には、Windows OS向けのセキュリティパッチやサービスパックだけでなく、Microsoft OfficeやSQL Server、Exchange Server向けに提供される更新プログラムやサービスパックについても適用状態を確認し、効率的、階層的に配布、展開を行えるようになるという。

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