日本HP、BladeSystemとオラクルグリッド製品、検証ノウハウをパッケージ化して提供

日本HPは4月1日より、同社のブレードシステム「HP BladeSystem」と日本オラクルのグリッド製品群を組み合わせ、検証結果のノウハウを組み合わせたパッケージを販売する。

» 2006年02月21日 14時48分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは2月21日、同社のブレードシステム「HP BladeSystem」に日本オラクルのグリッド製品群を組み合わせたパッケージを4月1日より販売することを発表した。

 両社は2005年秋より共同で、検証センター(HOSC: HP Oracle Solution Center)を活用し、HP BladeSystem上での「Oracle Database 10g」「Oracle Real Application Clusters 10g」「Oracle Application Server 10g」および「Oracle Enterprise Manager 10g」といったオラクルのミドルウェア製品群の動作検証、性能評価を進めてきた。

 この結果、標準的なシステム構成例に加え、障害発生時のシステム復旧やシステム拡張のための手順、システムボトルネックの発生要因の解析や拡張性向上のための手法などを検証、確立できたという。

 このたび提供されるパッケージはこうしたノウハウを含んだものだ。HP BladeSystemのうち「HP ProLiant BL シリーズ」にオラクルのミドルウェア群をバンドルし、さらにHPのシステム構築サービス、設計/運用手法をまとめた技術手法を組み合わせて提供する。価格は、4ノードブレードのHP ProLiant BL25pにストレージ製品やSANスイッチ、設置/構築サービスを組み合わせた場合で4380万円などとなっている。

 なお日本HPは、3月2日から3日にかけて東京国際フォーラムで開催される「Oracle OpenWorld Tokyo 2006」の同社ブースにおいて、同ソリューションのデモンストレーションを実施する予定だ。

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