米IBMはRSS機能やモバイル関連機能を盛り込んだNotes/Domino 7の新版をリリースした。
米IBMは10月11日、コラボレーションソフトNotes/Dominoの最新バージョン「Lotus Notes/Domino 7.0.2」をリリースした。主なアップデートは、ブログ機能のサポートとモビリティの強化。
新版ではNotesアプリケーションからのRSSフィード機能をサポートした。例えば、iTunesなどのRSSリーダーにNotes DB上のオーディオファイルやポッドキャストをフィードさせることができる。Notes内のコンテンツが更新されると、それをRSSを介してユーザーに知らせる。簡単にブログを生成、カスタマイズできるテンプレートも提供されている。
また、Notes環境をUSBフラッシュメモリやiPodに保存して持ち歩けるようになった。ノートPCなどに接続すれば職場と同様の環境を構築できるという。
そのほか、新しいSAP用テンプレートやウィザード形式のテンプレートビルダー、iCalendar形式のスケジュールをイベントとして取り込む機能などが追加された。年末にはWebベースのメールクライアントであるDomino Web AccessがMacintoshでも利用できるようになる。
Notes/Domino 7.0.2は、64ビット版を含むWindows、SUSE Linux Red Hat Enterprise Linux、Solaris、AIXなどで稼働する。価格は、Notesが1クライアント当たり101米ドル、Domino Web Accessが70ドル、Dominoサーバが1CPUで1431ドル。
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