Windows Virtualizationはこの春からβテストが開始される予定になっている。製品化の予定としてマイクロソフトは、Longhorn出荷開始後180日以内としているが、藤本氏によると「もっと早いタイミングで公開される見込み」とのことだ。価格は無償で、フリーソフトとして公開される。
なお、Windows Virtualizationでは、Virtual Serverから仮想ディスクの仕組みが改善され、ドライバなどの仕様も異なるが、Virtual Serverからのコンバートツールが無償で提供される。ちなみに、Windows Virtualizationでは、ゼンソースとの提携により、仮想ディスクがXenとの間で共通で利用可能になるという。
管理機能については、前述のようにServer Coreに近い実装上に管理ツールが搭載されるが、仮想化環境をより高度に運用管理するために、マイクロソフトの運用管理ツール「System Center」ブランドの仮想化環境管理ツールが発売される予定だ。
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