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» 2007年12月25日 07時00分 UPDATE

「行く年来る年2007」ITmediaエンタープライズ版:大胆予測! 2008年IT業界「さもありなん」の10大ニュース (1/4)

来るべき2008年のIT業界にはどんなニュースが待ち受けているのか。覆面記者が独断と偏見で大胆予測した「2008年“さもありなん”10大ニュース」。はてさて、どれだけ的中しますやら……。

[エグゼクティブマガジン編集部,ITmedia]

2008年はソフト業界再編が目玉に

デスク 毎年、年末になるとメディアはどこも「今年の10大ニュース」を取り上げて「行く年」を振り返るが、ここでは思い切って「新年の10大ニュース」を予測してみよう。読者の皆さんには、エグゼクティブマガジン編集部の独断と偏見による「あくまで予測」ということをあらかじめご承知いただくとして、さあ記者諸君、存分に占ってくれたまえ。

記者A では口火を切って。2008年はまず、2007年にダイナミックな動きをみせたソフト業界でのM&A(企業の合併・買収)が世界的に一段と進むんじゃないかな。2007年は、4月に米オラクルが企業業績管理(EPM)ソフトの有力ベンダーである米ハイペリオン・ソリューションズを33億ドルで買収したのを皮切りに、10月には独SAPがビジネスインテリジェンス(BI)ソフト大手の仏ビジネス・オブジェクツ(BO)を68億ドルで買収、さらに11月には米IBMがBIソフト大手のカナダのコグノスを50億ドルで買収するなど、大型M&Aの発表が相次いだ。2008年はこうした動きがさらに加速すると思うよ。

記者B SAPによるBOの買収、IBMによるコグノスの買収はいずれも2008年第1四半期中に完了する予定だから、またその後の両陣営の戦略展開にも注目が集まるだろうね。一方で2007年10月には、オラクルがアプリケーションサーバなどのミドルウェア大手である米BEAシステムズを67億ドルで買収しようとしたが、こちらは成立しなかった。とはいえ、BEAシステムズを含めて買収対象にのぼったのはいずれも有力ソフトベンダーばかりだ。こうした相次ぐ買収劇に、新たなソフト業界再編の予兆を感じた関係者も少なくないようだ。

記者C 見方を変えれば、再編をリードするメインプレーヤーも明確になってきたと言える。オラクル、SAP、IBM、それにマイクロソフトとグーグルを加えた5社をメインプレーヤーとしたソフト業界再編が進むのは間違いないだろう。さらに今後はこうしたメインプレーヤー同士の“大合併”もあり得るかもしれない。実際、この2年ほど浮かんでは消えているマイクロソフトとSAPの合併話のように、何が起こるか分からない。2008年はそんなダイナミックな動きが起こる可能性を秘めているんじゃないかな。

国内ではSI業界再編の嵐が……

記者B 業界再編ということで言えば、国内では12月13日に経営統合を発表したTISとインテックホールディングス(HD)のように、システムインテグレーター同士の合従連衡が加速しそうだね。SI業界では今後、大規模案件を元請けとして受託するためには、売上高で3000億円規模がないとリスクがとれなくなってくると言われており、TISとインテックHDの経営統合もそれをにらんだ動きだ。

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