日立電サ、データセンターの省電力化サービスを提供

日立電子サービスは、データセンターやサーバルームの電力を削減するサービスを4月に提供すると発表した。

» 2008年03月17日 14時56分 公開
[ITmedia]

 日立電子サービスは3月17日、データセンターやサーバルームの電力を削減するサービスを4月に提供すると発表した。

 サービス名は「情報システムファシリティ省電力ソリューション」。サーバルームにあるラックの配置や空調設備を最適化し、温度や湿度などを遠隔から監視することで、消費電力を減らす。

 「省電力診断」「環境改善」「監視サービス」の3メニューで構成する。省電力診断はサーバ室を調査し、消費電力などを計測する。環境改善はラックの配置や配線の変更、空調機などを入れ替えによって消費電力を減らす。監視サービスは、ラックなどに取り付けたセンサーで消費電力などを監視する。

 価格は省電力診断が50万円から。環境改善と監視サービスは個別見積もりとなる。3年で30億円の売り上げを目指す。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ