日立電サ、ハンズフリーの入退室管理システムを発売

日立電子サービスは、アクティブ型ICタグを利用して、人体やICカードを装置にかざさなくても入退室管理ができるシステムを発売する。

» 2008年02月27日 14時26分 公開
[ITmedia]

 日立電子サービスは2月27日、物理セキュリティマネジメントシステム「Webvisor」を機能強化し、ハンズフリーで入退室管理ができるシステムを3月に発売すると発表した。

 新製品は、電源を内蔵してICタグに埋め込まれ情報を無線で発信するアクティブ型ICタグを利用し、人体やICカードのように認証部分を読み取り装置にかざさなくても管理ができる。医療機関や食品工場、介護施設といった厳しい衛生管理が求められる場所での利用に適しているという。

システム概要

 また、ログ管理ツールの「SecureEagle/SIM」と連携させることで、Webvisorの入退室記録や監視映像など200種類以上のセキュリティログの相関関係を分析できようになり、内部統制を強化できるとしている。

 導入価格は、ハンズフリーとIC認証、生体認証を組み合わせて利用する場合で600万円(1拠点/3扉のケース)から。監視映像の記録管理を加える場合連携は8000万円(3拠点/50扉のケース)からとなる。今後2年間で15億円の売り上げを見込んでいる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ