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» 2008年04月01日 18時11分 UPDATE

危険PCはストップ、ソフォスがNACも使えるセキュリティ対策スイート投入

ソフォスは、ネットワークアクセス管理機能を加えたセキュリティ対策スイートの新製品を発表した。

[國谷武史,ITmedia]

 ソフォスは4月1日、ネットワークアクセス管理機能を統合した企業向けエンドポイントセキュリティ対策製品スイート「Sophos Endpoint Security and Control 8.0(ESC 8.0)」を発表した。4月15日に発売する。

 ESC 8.0は、従来から提供するウイルス/スパム対策やクライアントファイアウォール、アプリケーション制御、集中管理コンソール、定義ファイル/エンジンの自動アップデート、技術サポートなどのエンドポイント向けセキュリティ対策機能に、ネットワークアクセス管理(NAC)機能を統合した。

spsesc01.jpg ブロデリック社長

 新製品についてアラン・ブロデリック社長は、「NAC機能をエンドポイントソリューションに統合することで、セキュリティポリシーを満たさないPCや未承認PCのリスクを予防しつつ、生産性の高いセキュリティ管理を可能にする」と説明。また、牛込秀樹営業・企画本部長は、米Forrester Researchの調査データを引用し、「NAC導入を試みた企業で成功したのはわずか4%であり、エンドポイントを包括的に保護するNACの存在が求められている」と述べた。

spsesc02.jpg NACのリポート画面

 ESC 8.0のNAC機能では、ユーザーやPCの種類に応じたセキュリティポリシーを「Default」「Managed」「Unmanaged」の3つのカテゴリーで設定できるようにし、管理者が複雑なポリシー設定作業をしなくても管理をできるようにした。「テンプレートでポリシー設定が容易になる」(牛込氏)。OSやウイルス対策ソフトなどの状態チェックとOSの更新機能を提供し、簡易リポート機能も提供する。

 同社では高機能のNACソリューション「Sophos NAC Advanced」を提供している。ESC 8.0のNAC機能ではシンプルな機能と操作性を重視したといい、NAC Advancedではグループ単位のポリシー管理や詳細なリポーティング機能など、ESC 8.0よりも多機能を求めるユーザー向け製品として展開するという。

 ESC 8.0では、各種のセキュリティ対策機能を1つのコンソール(Enterprise Console 3.1)上で操作・管理できるようにしており、他社のセキュリティ対策製品を自動的に削除する「CRT(Competitor Removable Tool)」機能も実装した。これにより、ソフォス製品へ移行する場合に古い製品のアンインストール作業を大幅に省力化できるという。

 対応プラットフォームは、Windows環境のほか、Red Hat Enterprise Linux 4/5、HP-UX 11.31(64ビット版含む)、Mac OS X Leopard on PowerPC/x86など。なお、NAC機能はWindows環境のみに対応する。

 製品価格は、100ユーザー導入時の場合で1クライアント当たり5200円(1年間ライセンス)、1000ユーザー導入時は同2880円。既存ユーザーは無償で最新版に更新できる。

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