HPとDreamWorks、カラーディスプレイ技術を共同開発

10億色の表示が可能で手ごろな価格のプロ向け液晶ディスプレイが登場する。

» 2008年04月16日 08時38分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)と米DreamWorks Animationは4月14日、新ディスプレイ技術「HP DreamColor Technology」を共同開発したことを明らかにした。LEDバックライト技術を利用し、30ビットカラー表示を実現する。現行の高性能液晶ディスプレイよりはるかに安価で、かつ10億色の表示が可能という。

 両社は米ネバダ州ラスベガスで開催中のNational Association of Broadcasters(NAB)で新液晶ディスプレイのプレビューを行った。HP DreamColor Technologyは、2社の2年間の共同開発の成果だという。

 HP DreamColor Technologyは、ディスプレイでの表示やプリンタでの印刷など、制作プロセスでの色の一貫性を維持することができ、テレビ放送、映画やビデオの編集、アニメーション、グラフィックアートなどの分野をターゲットとしているという。NTSC、SMPTE、sRGB、Rec.709、Adobe RGB、DCIの各規格のカラーレンジ用設定がプリセットされている。

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