ソフィアモバイルとシアーズは、PHSや無線LANを経由してデータを受信・表示できる小型装置を開発した。
ソフィアモバイルとシアーズは7月16日、広告映像などのデータをネットワーク経由受信・表示できる小型の電子広告装置を開発したと発表した。今年秋に両社で商品化を予定する。
開発した端末は、5インチの液晶モニターを搭載。無線LANや有線LAN、PHS網などを経由して、センター側から各端末に広告の動画や画像といったデータを配信できるのが特徴で、ケーブル配線をすることなく、消費者にプロモーションできる。従来よりも小型化し、狭い商品棚に設置できるようにした。
さらにICカードリーダを内蔵しており、ICカード機能を搭載する携帯電話端末をかざすと、広告映像に連動した商品プロモーションのWebサイトを携帯電話に表示させるといったことができるという。
両社ではスーパーマーケットやドラッグストア、飲食店、アミューズメント施設などでの利用を見込んでおり、ソフィアモバイルが「nanica5」、シアーズが「MF5 Impac・TV」の名称でそれぞれ商品化する。
概要 | nanica5 |
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OS | Windows CE 5.0 |
画面サイズ | WVGA(800×480ドット) |
オーディオ | ステレオスピーカ、AVミニジャク |
再生ファイル | Windows Media Video |
その他 | ICカードリーダ、タッチログ取得、Msys番組表連動 |
通信インタフェース | WiFi、PHS、CF型通信カード |
外部メディア | SDカード、CFカード |
サイズ | 幅200×高さ100×奥行き30ミリメートル、重量未定 |
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