ワイヤレス対応の電子広告装置、ソフィアモバイルらが商品化秋にも商品化予定

ソフィアモバイルとシアーズは、PHSや無線LANを経由してデータを受信・表示できる小型装置を開発した。

» 2008年07月16日 14時48分 公開
[ITmedia]

 ソフィアモバイルとシアーズは7月16日、広告映像などのデータをネットワーク経由受信・表示できる小型の電子広告装置を開発したと発表した。今年秋に両社で商品化を予定する。

 開発した端末は、5インチの液晶モニターを搭載。無線LANや有線LAN、PHS網などを経由して、センター側から各端末に広告の動画や画像といったデータを配信できるのが特徴で、ケーブル配線をすることなく、消費者にプロモーションできる。従来よりも小型化し、狭い商品棚に設置できるようにした。

 さらにICカードリーダを内蔵しており、ICカード機能を搭載する携帯電話端末をかざすと、広告映像に連動した商品プロモーションのWebサイトを携帯電話に表示させるといったことができるという。

 両社ではスーパーマーケットやドラッグストア、飲食店、アミューズメント施設などでの利用を見込んでおり、ソフィアモバイルが「nanica5」、シアーズが「MF5 Impac・TV」の名称でそれぞれ商品化する。

製品イメージ
概要 nanica5
OS Windows CE 5.0
画面サイズ WVGA(800×480ドット)
オーディオ ステレオスピーカ、AVミニジャク
再生ファイル Windows Media Video
その他 ICカードリーダ、タッチログ取得、Msys番組表連動
通信インタフェース WiFi、PHS、CF型通信カード
外部メディア SDカード、CFカード
サイズ 幅200×高さ100×奥行き30ミリメートル、重量未定

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