既存のWebサイトのコンテンツを用いて、iPhone 3GやWiiでの閲覧に適したサイトを自動で構築する製品をセプテーニ・アイが発売した。
インターネット広告代理店セプテーニの子会社で新規事業や投資事業を手掛けるセプテーニ・アイは8月8日、PCや携帯電話以外のインターネット接続デバイスにWebサイトの表示ができる製品「マルチデバイス対応Webページ作成パッケージ」を発売した。
同パッケージは、既存のPCサイトやモバイルサイトのコンテンツを基に、iPhone 3GやWii、PSP、Playstation 3などでの閲覧に適したサイトを自動的に構築する製品。
既存のWebサイトの多くがPCや携帯電話以外のデバイスには対応しておらず、非対応のデバイスから各サイトにアクセスした場合、画面サイズや入力方式が異なるため、必要な情報を得にくいといった問題が生じていた。
セプテーニ・アイは、情報処理推進機構の未踏ソフトウェア創造事業に採択された経歴を持つ大学院生が設立したコマ・システムズと協業。同社のJavaScript技術を利用して、マルチデバイス対応Webページ制作パッケージを開発した。
価格は150万円(税抜き)から。9月末までに10件の受注を目指す。
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