Intel決算、ノートPC好調を追い風に過去最高のQ3売上高

Intelの7〜9月期決算は、売上高が前年同期比1%増で102億ドル。Atomプロセッサの売り上げが約2億ドルになった。

» 2008年10月15日 08時02分 公開
[ITmedia]

 米Intelは10月14日、第3四半期(7〜9月期)の業績を発表した。売上高は前年同期比1%増で、7〜9月期としては過去最高の102億ドル。純利益は12%増の20億ドル(1株当たり35セント)。

 ポール・オッテリーニ社長兼CEOは「金融危機が消費者の需要にどのような影響を与えるかは未知数」としながらも、製品ポートフォリオ、潤沢なキャッシュフロー、新技術への対応により同業他社よりも先行できると自信を見せている。

 マイクロプロセッサとチップセットがいずれも過去最高の販売数を記録。NetbookなどのミニノートPC需要を追い風に、Atomプロセッサの売り上げが約2億ドルになった。マイクロプロセッサの平均販売価格(ASP)は前四半期から下落したが、Atomを除くと横ばいだとしている。

 10〜12月期に関しては、101億〜109億ドルの売上高、粗利率は59%前後を見込んでいる。

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