タイトー、指紋認証による勤怠管理で500万円のコスト削減目指す

タイトーは、指紋認証の勤怠管理システムを導入した。勤怠管理の業務における負担軽減やコスト削減を見込む。

» 2008年10月31日 21時08分 公開
[ITmedia]
King of Timeの勤怠入力画面と端末

 ゲーム・アミューズメント事業を展開するタイトーは、指紋認証で勤怠を管理するシステム「King of Time」を導入した。店舗運営の業務効率を改善するのが目的。システムを提供したヒューマンテクノロジーズが10月31日に発表した。

 タイトーはパートやアルバイトの勤怠管理を実施するために、King of Timeと人事管理システムを組み合わせて導入した。導入前は勤怠の締め日まで勤怠の状況が分からず、締め日から給与計算までの日数が短いことが勤怠管理の負担になっていた。同システムの導入で、勤怠の状況をリアルタイムに把握できるようになり、現場や管理側の負担が軽減できたという。

 タイムカードの収集や集計の必要もなくなり、コストの削減につながった。年間500万〜600万円程度のコスト削減を見込んでいる。マネジャー職の勤怠管理にかかわる業務を削減したことで、店舗運営の主要な仕事に集中できるといった効果もあった。

 同システムは、2007年8月よりタイトーが運営する店舗で稼働している。

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