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» 2009年03月17日 15時25分 公開

ビジネスアプリの紹介サイトも:KDDI、スマートフォンのサービス概要を発表

KDDIは同社初のスマートフォン「E30H」を5月に発売。ビジネス利用向けのアプリケーション紹介サイトも開設する。

[國谷武史,ITmedia]

 KDDIは3月17日、同社初のスマートフォンとして昨年9月に発表した「E30H」を5月に発売することを明らかにした。既存の料金プランを利用でき、ビジネス向けアプリケーションを紹介する専用サイトも開設する。

E30HT

 同端末は台湾のHTCが開発・製造し、OSにはWindows Mobile 6.1 Professional版を搭載する。ベースモデルは「HTC Touch Pro」シリーズとして、NTTドコモとソフトバンクモバイルが提供済みだが、KDDI向けにCDMA 1x EV-DO Rev.Aと呼ばれる第3世代携帯電話通信規格に対応。データ通信速度は下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsになる。

 料金プランは既存のau携帯電話のものを利用でき、同端末単体でデータ通信を利用した場合のデータ通信料金の上限額は月額5985円。PCなどに接続してモデムとして使用した場合は同1万3650円。海外では「グローバルパスポートCDMA」サービス対応のエリアで使用できるが、データ通信の上限額は適用されない。

データ通信料金の特徴

 標準搭載のアプリケーションとして、同端末を無線LANルータとして使用できる「WALINGHOTSPOT」と、リモート操作によるデータ消去、端末のカメラで撮影した画像をFAX送信やPCにダウンロードできる「scanR」を用意する。

 WALINGHOTSPOTでは最大5台までの無線LAN対応PCなどを接続でき、E30HT経由でインターネットなどへ接続できる。端末間の暗号化通信はWEPのみの対応する。リモート操作によるデータ消去では、KDDIが提供するWebの管理画面からPIMなどの対象データを指定して消去が可能。なお、マイクロソフトやインテリシンクなどが提供する企業向けのスマートフォン管理システムには当面対応しないという。

 端末の発売に併せて、E30HTで利用可能なビジネス向けアプリケーションや導入事例などを紹介するサイト「Business App NAVI」を開設する。同サイトでは、VPN接続ツールや辞書ツール、営業支援(SFA)ツール、翻訳ツール、アンチウイルスツールなど、約20社のアプリケーションを紹介する予定。体験版を含めて当面は各アプリケーションを無償提供するが、将来は有料化するとしている。

Business App NAVIに参加するアプリケーションベンダー

 同端末は当初法人専用モデルとしての販売を予定していたが、5月からauショップや家電量販店で一般にも販売する。価格はオープンで想定価格などは未定。

 また、5月から同一名義で30回線以上を契約する法人を対象に、インターネット接続サービス「au.NET」の月額料金を945円(1回線当たり)から315円(同)に割り引く。

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