Firefox 3.5 リリース候補版(RC2)ダウンロード開始正式版は6月中か?

Webブラウザ「Firefox」の次期バージョンのリリース候補版が一般向けに公開された。

» 2009年06月21日 07時52分 公開
[ITmedia]

 米Mozilla Foundationは6月19日、Firefox 3.5のリリース候補版(RC)の一般向けダウンロード提供を開始した。日本語を含む70カ国語向けのWindows、Mac、Linux版がダウンロードページに用意されている。

 「Shiretoko」のコード名で開発中のFirefox 3.5は、JavaScriptエンジン「TraceMonkey」とレンダリングエンジン「Gecko」の改良により性能と安定性が向上したほか、HTML5タグのサポート、Webの閲覧履歴などを残さない「プライベートブラウジング」機能やWeb標準技術を利用した位置情報通知機能などが追加された。

 なお、RCをインストールすると現行のFirefoxが上書きされる。Mozillaは、このRCは早期評価やフィードバックを目的としたバージョンであり、すべてのアドオンが対応しているわけではないとしている。

 Mozillaは6月10日に“プレビュー版”を公開した後、β版とプレビュー版ユーザーにのみRC1を提供していたが、今回“安定版”という位置付けのRC2を一般向けに公開した。

firefox RCをインストールして起動すると表示されるテストコミュニティー向けページ

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