Google、2期連続の増収増益純利益18.4%増

Googleの4〜6月期決算は、売上高が前年同期より2.8%増えて55億2000万ドル、純利益は18.4%増の14億8000万ドル(1株当たり4.66ドル)と、増収増益となった。

» 2009年07月17日 07時54分 公開
[ITmedia]

 米Googleが7月16日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高が前年同期より2.8%増えて55億2000万ドル、純利益は18.4%増の14億8000万ドル(1株当たり4.66ドル)となった。前期比では売上高は0.2%増、純利益は4.2%増だった。

 Google直営サイトを通じた収入は36億5000万ドルで売上高の66%を占め、AdSenseプログラムを通じたパートナー経由の収入は16億8000万ドルで全体の31%を占めた。

 注目されたペイドクリック(広告クリック)数は前年同期比では15%増だったが、好調だった前期に比べると2%減となった。トラフィック獲得経費(TAC)は14億5000万ドルで、広告収入に占める割合は27%となり、前期と変わらなかった。同四半期末時点の正社員数は世界で1万9786人で、前四半期末時点から378人減少した。

 シュミットCEOは「広範な景気後退の中、堅実な決算を発表することができた。今後もわれわれの主力および新たなビジネスの成長を促進する技術革新に投資し続ける」と語った。また電話会見で、先日発表したChrome OSを同社の戦略の中心と位置付け、「速いWebブラウザが必要であるのと同じ理由で、われわれは速いOSを必要とする」と語った。

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