Google Reader、リアルタイムフィード技術を採用オープンソースのPuSubHubbub

Googleの“20%の自由時間”から生まれたフィード向けプロトコル「PubSubHubbub」でpingによるタイムラグを解消する。

» 2009年08月06日 16時57分 公開
[ITmedia]

 米Googleは8月5日、RSSリーダー「Google Reader」に、リアルタイムなフィード配信を実現する配信/購読用プロトコル「PubSubHubbub」を採用したと発表した。

 PubSubHubbubはGoogleの社員であるブラッド・フィッツパトリック氏らが“20%の自由時間”を利用して作成したAtomおよびRSSの機能拡張として使うオープンソースのプロトコル。RSSは、従来のポーリングによる方法では配信にタイムラグが生じるが、PubSubHubbubでは配信サーバと購読者の間にハブを設置し、フィードをプッシュする仕組みにより高速化し、ほぼリアルタイムでフィードできるとしている。

 フィードアグリゲーターのFriendFeedがPubSubHubbubを採用しており、ユーザー同士がお互いのアクティビティをほぼリアルタイムで把握できているという。

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