日本IBMとノベルは、SolarisサーバからLinuxサーバへの移行を支援するプログラムの提供を開始した。
日本IBMとノベルは8月6日、SolarisサーバからLinuxサーバへの移行を支援するプログラムの提供を開始した。
プログラムの名称は「リナックス搭載スケールアップ型サーバー移行支援プログラム(SUPRI:SUSE Linux Enterprise Server Scale Up Migration Program Running on IBM)」。基幹業務でSolarisサーバを使う企業に、SUSE Linux Enterprise Serverを搭載したIBMのサーバ製品群「IBM Power Systems」「IBM System z」への移行を促す。
2社はコンサルティングの専門組織を作り、サーバの移行を支援。日本IBMは効果の調査や費用の見積もり、有償の移行サービスを提供。ノベルはIBMのサーバとSUSE Linux Enterprise Serverを組み合わせた環境の出荷や保守サービスを提供する。
日本IBMによると、Solarisで稼働する16台のデータベースサーバをIBM System z1台に統合することで、サーバの保守やソフトウェアの使用などに掛かる総コストを、5年間で約70%削減できる。
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