日本IBMとノベル、SolarisからLinuxへのサーバ移行を支援

日本IBMとノベルは、SolarisサーバからLinuxサーバへの移行を支援するプログラムの提供を開始した。

» 2009年08月07日 21時37分 公開
[ITmedia]

 日本IBMとノベルは8月6日、SolarisサーバからLinuxサーバへの移行を支援するプログラムの提供を開始した。

 プログラムの名称は「リナックス搭載スケールアップ型サーバー移行支援プログラム(SUPRI:SUSE Linux Enterprise Server Scale Up Migration Program Running on IBM)」。基幹業務でSolarisサーバを使う企業に、SUSE Linux Enterprise Serverを搭載したIBMのサーバ製品群「IBM Power Systems」「IBM System z」への移行を促す。

 2社はコンサルティングの専門組織を作り、サーバの移行を支援。日本IBMは効果の調査や費用の見積もり、有償の移行サービスを提供。ノベルはIBMのサーバとSUSE Linux Enterprise Serverを組み合わせた環境の出荷や保守サービスを提供する。

 日本IBMによると、Solarisで稼働する16台のデータベースサーバをIBM System z1台に統合することで、サーバの保守やソフトウェアの使用などに掛かる総コストを、5年間で約70%削減できる。

関連キーワード

サーバ | IBM | Linux | Solaris | SUSE | IBM System z | Linuxサーバ


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ