最近のわたしは、どこにいっても「ウイルス」への心配にさらされている。どっちのウイルスかって? 両方に決まっているじゃない。
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今年の夏休み、わたしの周囲では「千円高速道路」の話題でもちきりだった。結果、各地の観光地ではもすごい人手だったらしい。そりゃ、そうだろうなあ……。
そして今、日本を騒がせているのは「新型インフルエンザ」騒ぎである。
――そう新型のウイルスがはやっているのだ。
そういえば、昨年の夏、こういう記事を書いた。今はシルバーウィークの“中休み”だけど、読者の皆さんはキチンとウイルス対策をしていますか? シルバーウィーク向け、というわけではないけれど、今年も IPA(情報処理推進機構)からは「夏休み前における注意喚起」が掲載された。もちろん応用が効く内容なので、目をとおしておきましょうね。
今年は、以下の7項目が挙げられている。
昨年の記事と見比べると、「業務用のパソコンやデータを組織外に持ち出す場合の管理」という項目が挙げられていること気が付く。いまだにWinnyなどファイル交換ソフトを媒介として感染する、通称「暴露ウイルス」の被害が絶えないからだ。これらによる被害は、単にウイルス対策ソフトをインストールしているとか、パターン定義ファイルを最新に保っているからといって、必ずしも防げるものではない。利用者の意識の問題なのだ。
……って、ウイルス違いやん。
そういえば最近、多くの社員が、お昼ご飯を社内食堂でとっている気がする。誰も外食をしようとしないのだ。コンビニ弁当組もいつもより多いよう。同僚に迷惑を掛けるから、社内発生の第1号だけにはなりたくない、というのがみんなの正直な気持ちじゃないかな。そういえば大阪では、ビリケンさんや道頓堀の食い倒れ太郎までマスクをしたとかしないとか。さすが大阪である。春には水際作戦とかで空港の検疫体制などが話題になったけれど、今は耳にしなくなった。またその時期に比べるとマスクをしている人も少なくなったように思う。わたしの勤め先でもそうだが、トイレやオフィスの入り口に消毒用のアルコールを置いている場所も多いのよね。
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