ブルーコート、映像などに対応したURLフィルタ機能を強化

映像サイトの長時間視聴や翻訳サイトでの情報漏えいなどを防止する10カテゴリを新たに追加した。

» 2009年10月06日 16時20分 公開
[ITmedia]

 ブルーコートシステムズは10月6日、URLフィルタリング製品「Blue Coat WebFilter」のカテゴリ分類を強化した新バージョンをリリースした。

 最新版では、「メディア共有」「アート/カルチャ」「インターネット電話」「ネットワークエラー」「TV/ビデオ・ストリーム」「ラジオ/オーディオ・ストリーム」「好ましくないと思われるソフトウェア」「オンライン・ミーティング」「翻訳」「グリーティングカード」の10種類のカテゴリを追加し、合計80カテゴリで危険度の高いサイトへのアクセスを遮断するようにした。

 マルチメディア関連では、15分以上のデータストリーミングと15分以下のデータストリームを識別できるようにし、詳細なポリシーでアクセスを管理できるようにした。例えば15分以上のデータストリーミングを制限することで、勤務時間内に従業員が長時間のデータを視聴しないようにすることで業務効率の停滞を防ぎ、ネットワーク帯域への負担を軽減するといった運用が可能になるという。

 好ましくないと思われるソフトウェアというカテゴリでは、不審なコンテンツが含まれている可能性のあるサイトやプライバシーなどの関するリスクが疑われるサイトを遮断する。また、翻訳では従業員が業務データを安易に翻訳しようとすることで発生する可能性が高い情報漏えいを防止する。アクセスする際に警告メッセージを発して、従業員に注意を促す仕組みを提供する。

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