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» 2009年11月29日 08時00分 UPDATE

Microsoft PDC……?:サンタモニカでセグウェイに乗ってみた

Microsoft PDCも終わった。せっかくなのでサンタモニカまで足を延ばしたところ、セグウェイのレンタルショップを発見したのだった――。

[下村恭(ハンズシステム),ITmedia]

 サンタモニカに来たからには、とりあえず、シンボル的な存在になっているサンタモニカ・ピアに行くことにした。かつてはRoute66(66号線)の終点だったため、そのサインが再現されていた。サインの近くにある観光案内所で周辺の地図をもらったところ、地図内にセグウェイのイラストを見つけた。

seg1.jpgseg2.jpg ピアの途中にあるRoute66のサイン(写真=左)、観光案内所でもらったサンタモニカ周辺地図(写真=右)
写真中央に注目。セグウェイの絵が! 写真中央に注目。セグウェイの絵が!(クリックで拡大)

 見つけたときは、まさに「!(オドロキ)」という状態だったが(もちろん、知っている人にとっては大したことないのだろうが)、これは行ってみないと後悔しそうだったので、早速向かう。

 場所はOCEAN AVE.(オーシャンアベニュー)の海側で、Hotel CaliforniaとLoews Santa Monica Beach Hotelの間にある。中に入ると広い店内にセグウェイがずらっと並んでいた(日本の感覚でいうと、店というよりは作業場のように見えるのだが)。

seg4.jpgseg5.jpg 広い店内にずらっと並ぶセグウェイ

 ちょうど出先からセグウェイで帰ってきた店員さんに、レンタルはやってますか? と聞いたところ、2時間で75ドルだという。ピア周辺のレンタルサイクルでも10ドル程度であることを考えると、かなり高い。それでも、セグウェイの実物を前にしてどうしても乗りたかったので、思い切って借りることにした。

 レンタルの際のに、身分証明と保証のため、ID(パスポートか国際免許証)とクレジットカードを見せ「万が一事故が起きても店に責任はないよ」という書類にサインしたところで、奥のソファーで説明ビデオを見せられた。使い方と操作方法、それに危険のない乗り方のガイダンスだ(このガイダンスは、セグウェイを買うと付いてくるものと同じようだ)。

 ビデオを見た後で店員さんから、実際のセグウェイを使って乗り方をレクチャーされた。乗り方、進み方、後戻りの仕方、曲がり方、降り方などだ。ひと通り説明を受け、店内で“8の字走行”などができようになると、「説明を受けました」という書類にサインを求められ、その後、セグウェイに乗り、店員さんの案内で乗ったまま外へ出た。

※参考

ガイダンスのビデオは英語やスペイン語など、いくつかの言語から選べるが、日本語はなかったので、これから行ってみようという人は注意してほしい。また、身元確認のために国際免許証が使えるが、実際に乗るには、車やバイクの免許はいらないようだ。レンタル料金はサイトによれば、2時間の75ドルのほかにもパターンがあり、長期のレンタルやリースにも対応しているようだ。現地に住んでいる人はリースしてみるのもいいかも。


 店員さんと一緒にビーチの遊歩道まで行き、ここから2時間乗り放題となった。初めはおっかなびっくりな状態で乗っていたが、すぐに慣れ、5分もしないうちに、自然にそして自由に乗りこなせるようになった。

 自転車やローラーコースターが行き交う遊歩道をセグウェイに乗っていくと、すれ違う人やビーチでくつろいでいる人から声をかけられたり、写真を撮られたりと、なにかと注目を浴びてしまった。PDCの会場だったコンベンションセンター近くでも、セグウェイに乗っている人を見かけたが、サンタモニカは観光客の多い土地柄のせいなのか、単に現地でもポピュラーなものではないのか、ちょっと気になった。

ビーチのベンチ脇に止めたセグウェイ ビーチのベンチ脇に止めたセグウェイ

 遊歩道を走っていると、自転車を追い抜いたり追い越されたりした。ほぼ自転車と同じスピードと思っていいだろう。店員さんの説明では、最高速度は時速10マイルから12マイル程度ということだったので、時速にして約20キロ弱というところか。

 セグウェイは、前に進むためにはハンドルを前に倒すようにして前方に体重をかけ、止まったり戻ったりするには後ろにハンドルを倒すようになっている。最高速度よりスピードを出そうとすると、自然にハンドルが手前に戻ってきて(ハンドルが地面と垂直に立つ感じ)、それ以上のスピードが出せないようになっている。

 慣れてくると、ハンドルから手を離しても、ある程度のコントロールが可能で、写真を撮るために立ち止まった時でも、降りずにそのまま、両手を使って写真を撮れた。

 左右にタイヤが付いている関係で、フットプリントは自分の体より、ひと回り大きくなるが、自転車に比べればとてもコンパクトで、ベニスビーチにある露天の立ち並ぶ往来も、普通に走行できた。

 2時間という制限を感じながら乗っていたので、もったいないという感覚が働いたせいか、ほぼぶっ続けで乗っていた。その間ずっと立ちっぱなしだったので、返却時には多少の疲労感が。それでも自転車よりは、疲れていないと思う。面白がってスピードを上げていたためか、地面の起伏による振動が大きくなり、そのせいで疲れやすくなったのかもしれない。

 レンタル料はセグウェイを返す際に支払う。実際には税金が加算されて。82.31ドルであった。

 セグウェイは、日本では道路交通法の関係で、公道では乗れない。つまり、個人で買ってもしようがないのだが、好奇心で値段を聞いてみたら、レンタルした「i2」というタイプが5395ドル、オフロードタイプの「x2」が5895ドルだという。今のレート(1ドル当たり約90円)に換算すると、それぞれ約49万円と約53万円ということになる。セグウェイ・ジャパンのサイトでは、i2が93万5000円とされているので、内外の価格差があるように感じる(ちなみにセグウェイ・ジャパンでは、個人には販売していない)。


 サンタモニカといえば、カジュアルなブランドショップが立ち並ぶ町。PDC帰りには似合わないかと思っていたが、とてもいい収穫だった。日本でセグウェイに乗れるのは限られたイベントだけだし、サンタモニカの気持ちのいいビーチでセグウェイを試せたのだから、レンタル料分は十分に楽しめた。サンタモニカに行く機会がある方は、ぜひお試しあれ。

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Segway | 自転車 | Microsoft PDC


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